──ただ光を当てただけじゃ、影ができてしまうんだ。


■ローカルルール

・クリーチャー識別をした際、識別に失敗した場合は、対象をイノセントと認識します。

・識別に必要な識別値は、対象のレベルや能力値から算出されます。レベルが高いクリーチャーほど、識別に失敗しやすくなります。

・普段、一般の服装に見えない装備をしている場合は、もちろん厄介なことを引き起こします。

※なにも装備していない箇所に、《月衣》にあるアイテムを装備する場合
 自分のカウントで、なんらかのアクションを起こす前なら、いくらでも装備することが可能です。

※装備している箇所に、《月衣》にあるアイテムを装備する場合
 1マイナーアクションで装備をひとつ交換できます。

※戦闘中の魔装交換は不可とします。
 →プレイヤーが手間かけなきゃ可能にします。そういう処理に時間かかる人は不可。


月匣:メジャーアクションで展開可能
 範囲はGL×GL×100m

・イノセントの結界の出入りを禁止する。
・自分が許可したウィザードなら自由に出入りできる。
・自分より高レベルのウィザードが張った結界を発見するには、高い知覚能力か、なんらかの魔法的手段が必要。
・月匣で起きたことは、カメラなどの機械には残らない。


■シャドウとの戦い

 古代より、人間は『シャドウ』と戦ってきました。
 シャドウは、社会の影に隠れ、人間に悪をささやき続けてきました。
 普通の人には、シャドウは見えませんが、なんとなく感じ取ってはいます。
 古代の宗教では、感じ取れたわずかな人々が、シャドウを「悪魔」と称しています。
 一説によると、シャドウは、人間の欲望を糧にしていると言います。


■ナイトウィザード

 シャドウを感じ取れるわずかな人々のうち、さらにシャドウと互角に戦える能力を持っている者のことを『ナイトウィザード』と呼びます。
 彼らは、世界の闇(夜=ナイト)で、その智慧を用いて(=ウィザード)戦ってきました。

 ナイトウィザードは稀少であるため、他のナイトウィザードを捜し出すことも、接触することも、ほぼ不可能です。また、ナイトウィザードに覚醒できず一生を終えたり、その前にシャドウに捉えられる人々もいます。


■ロンギヌス

 が、らくだが針の穴を通るが如き奇跡の確率で知り合えた人々が、ナイトウィザードの組織を作りました。それが『ロンギヌス』です。
 ロンギヌスの首領の名はアンゼロット。まだ年若い少女ですが、見かけとは裏腹に、何千年もの年月を生きているという噂もあります。


■エミュレイター

 時折、人間を呑み込むことなく、憑依するシャドウがあります。どのような状況で憑依するのかは解明されていません。
 憑依された人間は、『エミュレイター』と呼ばれます。シャドウの力と人間の知性を併せ持った、厄介な生物です。
 基本的には、エミュレイターを気絶(HP0)させることで、憑依された人間をシャドウから解放することができます。
 ただし、中には、自ら望んでエミュレイターで居続けたいと考える人間もいます。この場合は、HPを0にしてもシャドウから解放されません。


■イノセント

 ナイトウィザードに覚醒しておらず、シャドウにも憑依されていない人間のことをイノセントといいます。
 イノセントは、エーテル体(霊体)のクリーチャーや実体を持たない魔法を視認できず、ナイトウィザード、シャドウ、エミュレイターに対する戦闘値が半分として扱われます。


(覚醒段階について)

 「覚醒段階」というオリジナルルールを導入します。
 これは、PCが現在、シャドウに対してどういう立ち位置にいるかを示します。
 プレイヤー及びキャラクタにあった覚醒段階を選択してください。
 どれを選んでも、能力的には変化がありません。


■覚醒段階1(愚者)
 自分がナイトウィザードであることを知らない、覚醒前の状況です。
 セッション中、煮えたロールプレイと共に、覚醒してください。
 積極的に状況を作れるプレイヤー向きです。

■覚醒段階2(異能者)
 ナイトウィザードとして、1回以上怪異に巻き込まれています。
 あるいはロンギヌスの尖兵です。
 いわゆる「レベル1冒険者」ですね。一番ロールプレイが楽です。

■覚醒段階3(覚醒者)
 ナイトウィザードとして、怪異を積極的に解決しています。
 ロンギヌスでは一線級の実力者です。
 状況を作る能力よりも、それなりの推理能力が必要です。リーダーに向いています。

■覚醒段階4(超人・半神)
 とりあえず世界の謎に関わっています。
 口を開けば神か魔王クラスの発言ができるプレイヤーに向いてます。要は俺か……。