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公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟 加盟

山形県ペタンク連盟






内陸担当 理事長 布施善範 携帯090-6685-6850
東村山郡中山町長崎6209−10

庄内担当 副理事長 上田 壮 携帯090-3363-1762 FAX専用 0235-64-5083 鶴岡市長沼字宮東62








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公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟の審判員養成講習会 令和3年6月13日・中山町で開催決定
                          講習会案内 申込書

公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟  2021年改正ペタンク競技規則新旧対照表



新 規則 の 適用 を 20 21 年 10 月 1日
 


  ペタンク競技規則  その2


  PLAY


  競    技

  Article 5, Area of play and terrain rules
  第5条 競技区域と正規のコート(テラン)
  Petanque is played on any surface. However, by the decision of the organising committee or an umpire, the teams may
  be required to play on a marked and defined terrain. In this case, the terrain for National Championships and
  International Competitions, must have the following minimum dimensions: 15 metres long x 4 metres wide.
  1 ペタンクはどんな地面でも行うことが出来ます。
  しかし、組織委員会または審判の決定によって、チームは指定されたコートで対戦するようもとめられることがある。例えば、全国選手権大
  会と国際大会のコートは、次の以下の最小寸法:幅4m、長さ15mとする。
  * テラン=ペタンク競技を行うあらゆる地面  * コート=テランの中で区切られた場所

  For other competitions, the Federations may permit variations relative to these minimum dimensions, subject to them
  not being below 12 metres x 3 metres.
  2 他の競技では、日本ペタンク・ブール連盟が、これらの最小値に対する変更を許可する場合があります。
  最小は、12m×3m以下にならないことが条件です。
   
                       
  A playing area comprises of an indeterminate number of lanes defined by strings, the size of which must not interfere
  with the course of play. These strings marking separate lanes are not dead ball lines except for those marking the end
  of the lane and the exterior of the terrain.
  3 競技区域は、紐で区画され複数のコートから構成される。 紐の太さは、ボールの動きに影響を与えてはならない。
  種々のコートとの境界線となる紐は、コートの短辺および外との境界線を除いて、失格ラインではない。


.  When the lanes are placed end to end, the end lines connecting the lanes are dead ball lines
  4 縦方向に連なったコートの場合、短辺のラインを失格ラインとします。
 
  When the terrains of play are enclosed by barriers, these must be a minimum distance of 1 metre from the exterior line
  of the playing area.
  5 コートが障壁によって囲まれている場合、これらはコートの外側ラインから1mの最小距離でなければなりません。

  フリーコートと称し、大会運営上扱う場合がありますが本来フリーコートは存在しまん。
  コート枠やラインを引かない場合でも、ビュットの有効距離がサークルから15mもしくは20m未満なので仮想の枠は存在します。 
  そしてどのような場合においても、紐などでラインを設けた場合運営上何を意味する枠なのかきちんと説明し、又1本のラインで競技コートを
 設定する場合の外のラインは、エンドライン=失格ラインになるので競技上の説明できちんと伝えることが必要です。
  しかし、中を区切るラインはコートラインです。 なお、エンドラインとして用いた場合は、ビュットはエンドラインから50cm以上離なして
 投げなればなりません。 少数チームでの大会等は枠(コート)を作らなくともよいでしょうが、ある程度の参加チームがある場合は(コート)
 を儲けたほうがよいでしょう。  

  Games are played to 13 points, with the possibility of leagues and qualifying heats being played to 11 points.
  6 試合は13点を先取で争われる。 リーグ戦や予選では11点とすることができる。  
  
時間を決めて、競技することもできる。=削除
  (メーヌの途中でも、相手チームがボールを投げ切り定められた点数に達すれば残りのボールを投げる必要はありません。)(大会ルール)

  Some competitions can be organised within time limits.
  These must always be played within marked lanes and all the lines marking these lanes are dead ball lines.
  7 一部の大会によっては、時間制限
を決めて競技することもできる。
  
時間制限制の場合は、必ずコートを用いて一面のコートで行い、区画したラインは全て失格ラインとする。

 日本ペタンク・ブール連盟として、時間制限制の対応
 @ 1時間15分+2メーヌ方式
   世界選手権大会で採用されている方式で、1時間15分経過時に笛が鳴り、続行中のメーヌ+2メーヌで終了となる。
   日本で実施する場合は、時間を50分にする等短縮してもよい。 この方式の場合、終了時間がきても続行中のメーヌ+2メーヌできるた
  め、負けているチームの対戦意欲を損なうことなく進行できる。 +のメーヌが、無効となっても1メーヌとしてカウントされる。

 A ○○分+1メーヌ方式
   時間は、50分又は1時間とすることが多く、時間経過後は続行中のメーヌ+1メーヌ行うことができる。

 B ○○分終了方式
   時間は、50分又は1時間とすることが多く、時間経過後は続行中のメーヌで終了となる。 終了時刻が近づくと勝っているチームが作戦や
  投球に時間をかけ、負けているチームが逆転する意欲を失ってしまう等のデメリットがある。

 C 試合毎に終了時刻を設定した方式
   第1試合開始時刻を9:00とした場合、第1試合の終了時刻を10:00・第2試合の終了時刻を11:00・第3試合の終了時刻を
  12:00と設定しておきます。(1試合1時間))
   第1試合の開始は全試合同時に開始されるが、第2試合以降は、試合が開始できるところは、順次開始していく方式。
   第2試合以降、早く試合を始めたところは、それだけ長く試合をすることができるため、時間制限によって終了する試合数を減らすことが
  できる。
   この方式と、@又はAを組み合わせて、+○メーヌとすることもできる。
   ただし、時間制限制の場合は、同点で終了することがあるため、その取扱いを決めておかなければならない。 同点の試合が予選でリーグ
  戦の場合は、同点のまま終わらせることもできるが、順位の決定方法を明確に決めておく必要がある。
   また、予選がリーグ戦の場合や、決勝トーナメントでは、同点のまま終わらせることができないため、何らかの方法により、勝敗を決着させな
  ければならない。 その場合、もう1メーヌ行い決着させるのが理想であるが、そのメーヌ途中でビュットが無効になると、さらにもう1メーヌ行う
  ことになり、試合が長引いてしまう。 (以下ルールハンドブック参照)

  ★ 日本ペタンク・ブール連盟の時間制限に関する規則の適用
 @ 区画されたコートで行い、全てのラインが無効ラインとなる。

 A 投げたジャック(ビュット)はコートラインから50cm以上離れていること。

 B チームが不在の場合、試合かいしから5分経過後に、相手チームに1点与えられる。

 C メーヌの開始(ジャック((ビュット))が投げられたとき)について、特別な措置を採用することができる。
   特別な措置は
   ・前のメーヌの得点を数え終わったとき
   ・前のメーヌの最後の投球が行われたとき 等

 D その他
   世界選手権大会では、+○メーヌのメーヌでは、ビュットをティールすることが禁止されている

  山形県ペタンク連盟として、時間制限制の対応
   極力時間制限制の大会は避けたいが、第7条のビュットの投球時間1分以内および第21条のボールの投球時間1分以内のルールがあるの

  チーム戦で1メーヌはボールが12個あるので計測時間を取らない場合でも最低13分かかることになります。 
   開催する場合は、最低でも3メーヌを終えるような配分になるように検討したいので39分+計測時間+次のメーヌ開始時間を考慮して、
  45分+続行中のメーヌ+1メーヌで終了とする。
   メーヌ終了時に同点になる場合があるので対応策等も必要になります。
   リーグ戦については、勝ち点を用いる=勝ち3点・引分1点・負け0点など。
   トーナメント戦は、引分の際はもう1メーヌで勝敗を決める。
   

  Article 6, Start of play and rules regarding the circle
 
 第6条 試合の始まりおよびサークル関しての規則
  The players must draw lots (toss a coin) to decide which team will choose the terrain, if it has not been allocated by
  the organisers, and to be the first to throw the jack.
  
1 両チームの選手は、主催者によってコート (テラン)が指定されていない場合、どちらかのチームがコートを選び、最初にジャック
   (ビュット)を投げるか決めるために、くじ引きなどを行う。

  If the lane has been designated by the organisers, the jack must be thrown on this lane. The teams concerned must not
  go to a different lane without the umpire's permission.
  2 主催者によってコート (テラン)が指定されている場合、ビュットはこのコート (テラン)で投げなければならない。  
    関係のあるチームは審判員の許可なく他のコート (テラン)に移ってはならない。

  Any member of the team winning the draw chooses the starting point and places or traces a circle on the ground of
  a size that the feet of each player can fit entirely inside it. However, a drawn circle may not measure less than 35 cm
  or more than 50 cm in diameter.
  3 くじ引きで勝ったチームの選手がスタート地点を選び、、各プレイヤーの足がその中に完全に収まるサイズの地面にサークルを描
   くか置く。 ただし、描かれた円は35cm以下または直径50cmを超えない大きさとなる。

  Where a prefabricated circle is used, it must be rigid and have an internal diameter of 50 cm (tolerance: + or - 2 mm).
  
4 加工されたサークルを使用する場合は、硬い素材のもので内径50cm(許容範囲: ±2mm)とする。

                                 
  Folding circles are permitted but on condition they are of a model approved by the FIPJP with regard, in particular,
  to the rigidity.
  
5 折りたたみ式のサークルは、硬い材質のもので、FIPJP(国際連盟)が承認した使用に適合したものであること。

  The players are required to use the regulation circles provided by the organisers.
  6 選手は、主催者により規定に適合したサークルが用意されている場合、それを使用しなければならない。 


  They must also accept the regulation rigid circles or the FIPJP approved folding circles provided by their opponent.

  If both teams have one of these circles, the choice will be decided by the team that won the draw.
  7 相手チームがFIPJP国際連盟)が承認した折りたたみサークルを用意した場合は、受け入れなければならない。
   両チームが用意した場合は、くじなどで勝ったチームが選択する。 

  The circle must be drawn (or placed) more than 1 metre from any obstacle and at least 1.5 metres from another
  throwing circle or jack in use. 
  8 投球サークルは障害物から1m以上離れ、他の使用中の投げサークルやジャック(ビュット)から少なくとも1.5m以上離れ


  なければならない。 


  

  The interior of the circle can be completely cleared of grit/pebbles etc. during the end but must be put 
  back in good order when the end is over.   
  9 サークル内はメーヌの途中でも砂利や小石など取り除くことができるが、メーヌの終了時に元通りにしなくてはならない。
  The players' feet must be entirely on the inside of the circle and not encroach on
  its perimeter and they must not leave it or be lifted completely off the ground
  until the thrown  boule has touched the ground. No part of the body may touch
  the ground outside the circle.  
  Any player not respecting this rule shall incur the penalties as provided in article 35.
  10 プレイヤーは
ボールを投げるときは、両足をサークル内へ入れて投げる。
       線を踏んだまま投げてはならない。
       投げたボールが、地面に落ちる前に足がサークルから出たり地面から離れたり、身体の一部
    が
、サークル外の地面に触れてはならない。 
     この規則を守らない選手には、第35条の罰則が適用される。

  




  As an exception, those disabled in the lower limbs are permitted to place only
  one foot inside the circle, but the other foot must not be in front of it. For players
  throwing from a wheelchair, at least one wheel (that on the side of the throwing
  arm) must rest inside the circle.
  11 例外として、下肢に障害のある人は、サークル内に、片足だけを置いて投げてもよいが、もう
    一方の足はそれの前にあってはなりません。(サークルより先に出てはいけない。) 
    車椅子から投げる選手の場合は、 少なくとも1つの車輪(投げる腕の側面にある)をサークル
   (円)の中に入っていなければけならない。


              

  If a player picks up the circle when there are boules still to be played, the circle is
  replaced but only the opponents are allowed to play their boules.

  12 選手がまだ投げるボールが残っているにもかかわらず、ポータブルサークルを拾い上げた場
    合、そのサークルは元に戻すが、相手チームしかボールを投げることができない。           
  The circle is not considered to be an out of bounds area.
  13 サークルは禁止地域ではない。

  In all cases the circles must be marked before the jack is thrown.
  14 いかなる場合でもジャック(ビュット)を投げる前に、サークルにマーキングしなければならない。    

  The team that is going to throw the jack must erase all throwing circles near the one it is going to use.
  15 ジャック(ビュット)を投げるチームは、近くにある使用されたすべてのサークルを消さなければならない。   

  The team winning the toss, or the previous end will have only one attempt to throw the jack. If this jack is not valid it is
  handed to the opponent who must place it on the terrain at a valid position. If the jack is not placed in a valid position
  by the second team, the player who placed it shall be subject to the penalties outlined in article 35, In the event of
  a repeat offence, a new card will be issued to the whole team, in addition to any cards previously received.  
  16 
ジャック(ビュット)を投げる権利は、くじなどで勝ったチーム、または前のメーヌで得点を得たチームに1回のみ与えられる。 
   それが有効でなかった場合、ジャック(ビュット)権は相手に移り、相手チームは規則に適合した任意の場所に置かなければならない。
    もしそのジャック(ビュット)が有効でない場合、ジャック(ビュット)を置いた選手に第35条の罰則が適応される。 
    この違反を繰り返した場合、これまで与えられた罰則に加え、新たにチーム全体に罰則が適応される。

                               
  The throwing of the jack by one member of the team does not imply that they are obliged to be the first to play.
  17 チーム内で
ジャック(ビュット)を投げた選手が、必ずしも最初にボールを投げなげなくともよい。 

   The players must mark the position of the jack initially and after each time it is moved. No claims will be allowed for an
  unmarked jack and the umpire will rule only on the position of the jack on the terrain.
  18 選手は
ジャック(ビュット)の最初の位置および移動した場合は、その位置にマーキングしなければならない。
     マーキングのないビュットは、いかなる抗議も認められず、審判員はコート(テラン)上の位置についてのみ判断を下す。

 Article 7, Valid distances for the thrown jack
 第7条 ジャック(ビュット)の有効と投球回数
  For the thrown jack to be valid, the following conditions apply:
  1 選手によって投げたジャック(ビュット)は、次の条件に適合している場合に有効である。
   1) That the distance separating it from the internal edge of the circle must be   
   1) ジャック(ビュット)とサークルのビュットに最も近い点との距離は、次の条件に適合していれば有効で
    す。
     - 6 metres minimum and 10 metres maximum for Juniors and Seniors.
     - ジュニアとシニアのための6mの最小値と10mの最大値。
     -For competitions intended for younger players, shorter distances may be applied.
     -年少者を対象とした競技では、これより短い距離を適用することができる。

   参考 <ジュニア及びシニア> 6mから10m以下  (ジュニア=高校生・シニア=一般)
        11歳以下>4m−8m以下 12歳−15歳前後>5m−9m以下
       (なお年齢層がそろわない場合は、必要に応じ競技委員会がビュットとサークルの距離を指定できる。)




   

   2) That the throwing circle must be a minimum of 1 metre from
    any obstacle and 1.5 metres from another circle or jack in use.
   2) サークルおよびジャック(ビュット)がすべての障害物から最低1m以上離れ
     ていること。
        また、他で使用中のサークル又はビュットから少なくとも1.5m離れていること。

   3) That the jack must be a minimum of 50 cm from any obstacle and from the end line of the lane, it must also be
     a minimum of 1.5 metres from another circle or jack in use. (note: no minimum distance is required from
     the "side" line that separates the lanes or the dead ball lines at the side of the lanes).
   3) 
ジャック(ビュット)の位置が、すべての障害物および禁止区域の最も近い境界から、50cm以上離れていること、また他で使用中の
     サークルおよび
ジャック(ビュット)からも1.5m以上離れていなければならない。 
     (注:コートを区切るコートラインまたは、「サイド」の無効ラインからは離す必要はない。)
            
この距離は、時間制限の大会では、50cmに短縮される。 =削除  
         

   4) That the jack must be visible to the player whose feet are placed astride the extreme limits of
     the interior of the circle and whose body is absolutely upright. In case of dispute on this point,
     the umpire decides, without appeal, if the jack is visible.
   4) 
ジャック(ビュット)は、両足がサークルの内側に入れて、直立姿勢をとった選手から、ジャック(ビュット)
    が見えること。 
     このことに関して異議ある場合は、審判員の判定に従う。

  At the following end the jack is thrown from a circle placed or traced around the point where it finished at
  the previous end, except in the following cases:

  2 次の2メーヌ以後は、前メーヌ修了時のジャック(ビュット)の位置を中心に、サークルを描くか置く。  
      但し、次の場合はこの限りではない。
  - The circle would be less than 1 metre from an obstacle, 1.5 metres from another circle or jack in use.
   1)サークルは、障害物から1m未満、別の障害物から1.5mになります。

  - The throwing of the jack could not be made to all regulation distances.
   2)
ジャック(ビュット)の規定の距離に投げられない場合。

   In the first case the player places or traces the circle at the regulation distance from the obstacle or object
   in question.
  3 最初の場合において、障害物または他で使用中のサークルおよび
ジャック(ビュット)から正規の距離でサークルを描くか置く。

  In the second case, the player may step back, in line with the previous end's play, without exceeding the maximum
  distance authorised for the throwing of the jack. This opportunity is offered only if the jack cannot be thrown to
  the maximum distance in any other direction.
  4 次のケースでは、プレイヤーは、前のメーヌでのプレーに沿って、
ジャック(ビュット)の投球に対して許可された最大距離を超える
   ことなく、一歩下がることができます。 この機会は、
ジャック(ビュット)が他の方向の最大距離まで投げることができない場合にの
   み提供されます。

  If the jack has not been thrown in accordance with the rules defined above, the opposing team will place the jack in
  a valid position on the terrain. They may also move the circle back, in accordance with the conditions defined in these
  rules, if the first team's positioning of the circle did not allow the jack to be thrown the maximum distance.
  5 投げた
ジャック(ビュット)が、前項に規定した条件に入らない場合は、相手チームが任意の場所にジャック(ビュット)を置く際、
   そのチームが最大の距離に置けない場合は、前項に定める条件でサークルを後退することができる。

                        

  In any case, the team which lost the jack after the invalid throw must play the first boule.
  6 いずれの場合も、最初にジャック(ビュット)を投げたチームが最初のボールを投げる。

  The team that won the right to throw the jack have a maximum of one minute to do so. The team that won the right to
  place the jack after the unsuccessful throw of the opponent must do so immediately.
  7 
ジャック(ビュット)を投げる権利を得たチームは、ジャック(ビュット)を1分以内投げなければならない。 
    相手チームの失敗により
ジャック(ビュット)を置く権利を得たチームは、サークルを後退する場合も含め、直ちにジャック(ビュット)
   を置かなければならない。

 Article 8, For the thrown jack to be valid
 第8条、投げられたジャック(ビュット)の有効性 
  If the thrown jack is stopped by an umpire, an opponent, a spectator, an animal or any moving object, it is not valid and
  must be thrown again.
  1 投げられた
ジャック(ビュット)が審判、対戦相手、観客、動物、または動く物体によって止められた場合、それは無効であり、
   再び投げなければなりません。


  If the thrown jack is stopped by a member of the team the opponent will place the jack in a valid position.
  2 投げられたジャック(ビュット)が味方のメンバーによって止められた場合、相手チームが規定に適合した任意の場所にビュットを置か
   なければならない。

   If after the throwing of the jack, a first boule is played, the opponent still has the right to contest the validity of its
  position except in the case when the jack has been placed by a team member. 
  3 もし、ジャック(ビュット)の投球後に最初のボールが投げられた後でも、対戦相手はジャック(ビュット)が置かれた場合を除き、
   ジャック(ビュット)の位置について異論を唱える権利がある。

  Before the jack is given to the opponent to place, both teams must have recognised that the throw was not valid, or an
  umpire must have decided it to be so.
  4 投げたジャック(ビュット)を無効とするには、両チームがジャック(ビュット)の無効を認めるか、審判員が無効と判断しなければな
   らない。

  If the opponent has also played a boule, the jack is definitely deemed valid and no objection is admissible.
  5 しかし、対戦相手がボールを投げたら、ジャック(ビュット)は最終的に有効でると考えられ、どのような苦情も受け入れられない。

 Article 9, Dead Jack during an end
 第9条 メーヌ途中でのジャック(ビュット)の無効
  The jack is dead in the following 7 cases:
  ジャック(ビュット)は次の7項に該当する場合、無効となる。

   1) When the jack is displaced into an out of bounds area, even if it comes back on to the authorised playing area.
    A jack straddling the boundary of an authorised terrain is valid.
    It becomes dead only after having completely crossed
    the boundary of the authorised terrain or the dead ball line, that is to say, when it is entirely beyond the boundary
     when viewed from directly above. A puddle, on which a jack floats freely, is considered to be an out of bounds
       area.
   1)ジャック(ビュット)がたとえ許可区域に戻ってきても、一度禁止区域に移動させられた時は無効である。
      許可区域の境界線上にある場合は有効である。 
      許可区域の境界線または無効ラインを完全に越えてしまった場合は無効である。
       ジャック(ビュット)が自由に浮く水溜りは禁止区域とみなす。
   
   2) When, still on the authorised terrain, the moved jack is not visible from the circle, as defined in article 7.
     However, a jack masked by a boule is not dead.
     The umpire is authorised to temporarily remove a boule to declare whether the jack is visible.
   2)許可区域にあっても、ジャック(ビュット)が動かされて第7条の項でサークルから見えなくなった場合。 
        しかしながらボールに隠れて見えない場合は有効である。 
       審判員はジャック(ビュット)を確認するため、一時的にボールを動かすことができる。
        
   3) When the jack is displaced to more than 20 metres (for Juniors and Seniors) or 15 metres
    (for the younger players) or less than 3 metres from the throwing circle.
   3)ジャック(ビュット)がサークルから20m(ジュニアとシニアの場合)以上、あるいは15m(年少者の場合)以上または3m未満に
    動いた場合。
                   
   4) When on marked out playing areas, the jack crosses more than one lane immediately to the side of the lane in use
    and when it crosses the end line of the lane.
   4) 
ジャック(ビュット)が横に隣接する一つ以上越えるか、コートの短辺を越えた場合。

   5) When the displaced jack cannot be found, the search time being limited to 5 minutes.
   5) 移動した
ジャック(ビュット)が見つけられない場合。 ジャック(ビュット)を探す制限時間は5分以内とする。

   6) When an out of bounds area is situated between the jack and the throwing circle.
   6) 
ジャック(ビュット)とサークルの間に禁止区域がある場合。

   7) When, in time limited games, the jack leaves the designated playing area
   7) 時間制限制を設けた試合において、
ジャック(ビュット)が指定されたコートを越えた場合。


 Article 10, Displacement of obstacles
 第10条  障害物の移動と処罰

   It is strictly forbidden for players to press down, displace or crush any obstacle whatever on the playing area.
   However, the player about to throw the jack is authorised to test the landing point with one of their boules by
   tapping the ground no more than three times.
   Furthermore, the player who is about to play, or one of their partners, may fill in a hole which would have been
   made by one boule played previously.
  1 選手は、競技場内にある何らかの障害物を取り除いたり、移動させたり踏み潰したりすることは厳しく禁じられています。
     しかし、ジャック(ビュット)を投げる選手は、着地点を確認することができ持ちボールの一つで3回まで地面をたたいても良い。
    更に、投げようとしている選手か、そのチームの選手は先に投げられたボールによってできたと思われる穴(窪み)をひとつ埋める
   ことができる。

   For not complying with this rule, especially in the case of sweeping in front of a boule to be shot, the players incur
   the penalties outlined in article 35.
  2 ティールするボールの前をならした場合など、この規則を守らなかった選手には第35条の罰則が適用される。


 Article 11, Changing of jack or boule
 第11条 ジャック(ビュット)及びボールの交換
   Players are forbidden to change the jack or a boule during a game except in the following cases:
    選手は、試合中にジャック(ビュット)またはボールを交換することは禁じられています:
    但し、次の場合はジャック(ビュット)やボールの交換が認められる。

  1)The one or the other cannot be found, the search time being limited to 5 minutes.
  1) ジャック(ビュット)やボールが見つからず、5分間を限度に探しても見つからない場合。

  2)The one or the other is broken: in this case the largest part is taken into
   consideration. If boules remain to be played, it is immediately replaced, after measuring,
   if necessary, by a boule or a jack of identical or similar diameter.
   At the next end the player concerned can take a new complete set of boules.
  2) ジャック(ビュット)やボールが割れた場合。 一番大きい断片を有効とする。 
        投球できるボールが残っているときは、ジャック(ビュット)やボールは場合によっては同じまたはほぼ一緒の直径
    のジャック(ビュット)やボールを測定した後、すぐに取り替える。
       次のメーヌで、該当の選手は新しいボールに取り替えることができる。
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  参考 「国際ペタンク・プロヴアンサル競技連盟/競技規則」です。
 
 ★  2021年1月1日から適用されるF.I.P.J.Pの執行委員会によって採択されたペタンク公式競技規則です。

  資料はこちらからフランス語表記 競技規則改正箇所 2021年競技規則 FIPJP競技規則