10月22日(日)    (バルセロナ)  P4
ホテル(9:15)[バス]→グエル公園→ディアゴナル・ビル→(昼食)→イカリア・アベニュー→バック・デ・ローダのこ道橋→インダストリアルパーク→ミース・パビリオン→オリンピック・スタジアム[ケーブルカー・徒歩]→ホテル(18:45)

 昨日の約14時間に及ぶ飛行の疲れ(エコノミークラス・シンドローム)も見せず、全員元気に集合。予想を超える豪華な朝食で、元気を回復したのだろうか。
 しかし、バルセロナは我々をどのように迎えてくれるのか、外は曇り空。(昼近くに雨が降り出し、昨年と同様雨のスタートとなった。)
 バルセロナには、今日から3日間滞在するので、最初に町の概略を紹介しておきます。
 バルセロナは人口約171万人のスペイン第二の都市。ホテルのあるランブラス通りを軸に1km四方が旧市街。その旧市街を包むように、グラシア通り、サグラダ・ファミリア聖堂、グエル公園、サンツ駅、モンジュイックの丘と新市街地がある。

 さて、第1日目は専用バスを使って、ホテルから比較的距離のある新市街を視察予定だ。案内は、片言の日本語が上手なガイドのラファエルさんと、ドライバーのベェーベさん。

1 グエル公園(ユネスコの世界遺産)
 最初に目指したグエル公園は、実業家グエルが、山の手に住宅地開発として建築家ガウディ(1852〜1926)に設計を任せたが、失敗。その後、公園として整備された所である。
写真1 グロテスクな橋脚

 鍾乳石のようにつり下げられた突起が多いが、絶対にくずれないグロット風なデザイン。
 一変して、破砕タイルで色鮮やかなモザイク模様を描いた波状ベンチ。とても楽しい。

写真2 波状ベンチの百柱広間

(堀先生:すごいのは表面のデザインではない。街を見やすくした張り出し構造の創出だ。)

2 ディアゴナル・ビル


写真3 ディアゴナル・ビル

 非常に大きな建物だが、壁面を前後にずらしたり高さを変えることで圧迫感や単調感を軽減する工夫が見られる。日本の公共工事では、表面を化粧しがちだが、大いに参考になるのでは。
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